現当主エマニュエル・ラセーニュの父、ジャックによって1964年に創業。1999年エマニュエルがドメーヌを引き継ぎ、2002年にはブドウ栽培と醸造においてユニークな方針を打ち立てました。栽培は化学合成肥料を廃して不耕起。モングーのシャルドネのみから造る。亜硫酸(SO2)は圧搾時のみ少量使用。ベースワインに補糖はせず、フィルターがけや清澄もしない。また全てノン・ドザージュ。そしてデゴルジュマンはア・ラ・ヴォレ(王冠を手で抜き、瓶内の圧力で澱を外に押し出す)で行う。現在はシャンパーニュの土壌でブルゴーニュを想わせるテロワールを表現したシャンパーニュに進化。モングーの名を高めたとして白亜の帝王と呼ばれています。