Champagne

ジャック・ラセーニュ レゼルヴ エクストラ ブリュット NV

JACQUES LASSAIGNE

RESERVE EXTRA BRUT NV

[白泡]
容量 : 750ml
セパージュ : Chardonnay 100%
デゴルジュマン : 2020年10月

元々はフランス国内流通向けにのみ出荷されていた、「ジャック・ラセーニュ」のいわば“裏レンジ”を、通常より長い瓶内熟成期間を経て日本向けに新たにリリース。「オー・ルヴェール・デュ・シュタHaut Revers du Chuta(この区画はプロパーラインナップではコトー・シャンプノワに使われる)」と「グラン・コートGrande Côte」の2区画のブドウを使用。平均樹齢50年。現行ロットの主体となるヴィンテージは2015年で、さらに2010年から2014年までのリザーヴワインが44%アッサンブラージュされている。ステンレスタンクにて発酵熟成、炭酸ガスは5気圧程度。ドザージュゼロ。シルクのようなきめ細かな泡立ち。モングーのシャルドネらしいピュアな酸と豊かなミネラル感、レモンなどの柑橘や熟度の高いエキゾチックなフルーツのアロマ。ふくよかな果実味とアーモンドやトーストを想わせる余韻。豊かなミネラル感と長期熟成による旨味と複雑さが調和し、ノンドザージュによる辛口の味わいが素材を引き立てる。ガストロノミー、特に和食、天ぷらや寿司などの日本料理とのフードペアリングに。書道家「中澤希水」書き下ろしのエチケットはシャンパーニュが織りなす「泡」をイメージしている。

シャンパーニュのモンラッシェ

ジャック・ラセーニュのある、シャンパーニュ地方南部コート・デ・バール地区にあるモングーの丘は「シャンパーニュのモンラッシェ」と呼ばれています。コート・デ・バールといえば一般的にピノ・ノワール中心ですが、モングーだけはコート・デ・ブラン地区からつながる白亜質(チョーク)土壌が地表に隆起しています。このためシャルドネに適したモングー独特のテロワールが生まれました。

白亜の帝王、ジャック・ラセーニュ

現当主エマニュエル・ラセーニュの父、ジャックによって1964年に創業。1999年エマニュエルがドメーヌを引き継ぎ、2002年にはブドウ栽培と醸造においてユニークな方針を打ち立てました。栽培は化学合成肥料を廃して不耕起。モングーのシャルドネのみから造る。亜硫酸(SO2)は圧搾時のみ少量使用。ベースワインに補糖はせず、フィルターがけや清澄もしない。また全てノン・ドザージュ。そしてデゴルジュマンはア・ラ・ヴォレ(王冠を手で抜き、瓶内の圧力で澱を外に押し出す)で行う。現在はシャンパーニュの土壌でブルゴーニュを想わせるテロワールを表現したシャンパーニュに進化。モングーの名を高めたとして白亜の帝王と呼ばれています。

ジャック・ラセーニュの作品としては日本初入荷。

販売の多くはフランス国内向け、パリの有名ワインショップやレストラン、エリゼ宮の晩餐会でも使用されています。「レゼルヴ・エクストラ・ブリュット」も本来ならばパリのレストランに出荷されるばずでした。ロックダウンによる影響が続くなか、一時的に行き場をなくしたシャンパーニュは通常よりも熟成期間を長く得ることになります。「レゼルヴ・エクストラ・ブリュット」は収穫年の個性を最高の形で表現したシャンパーニュです。使われるブドウは樹齢50年の畑を含む最良区画。2015年をベースに2010年からのリザーヴワインを使用。モングーのシャルドネらしいピュアな酸と豊かなミネラル感、熟度の高いエキゾチックなフルーツのアロマ、シルクのような泡立ちが特徴的なブラン・ド・ブラン。ステンレスタンクにて発酵熟成、エクストラ・ブリュットの表記だがドザージュはゼロ。
書道家
中澤希水
Kisui Nakazawa
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Profile

中澤希水(Kisui Nakazawa)1978年1月6日生まれ。大東文化大学文学部中国文学科卒。希水會主宰。書道家の両親の元に生まれ書を始め、古典に立脚した伝統的な書を学ぶ。2014年第9回手島右卿賞受賞、2016年(平成28年)浜松市親善大使「やらまいか大使」に就任。ドラマの題字、書道監修やロゴ、書道教室など数多くを手掛ける書道家。

【中澤希水 instagram】
https://www.instagram.com/kisui_nakazawa/